突然、美代子(母)よりメールがきた。
田川市のミスターキュビズム、最後の無頼、永遠のルーキー、
安部慎一(父)の写メールがついとった。
この人が残した数々の伝説は今も尚、光を失っていない。
警察署に行って「ナカソネ(総理大臣)出せ!」って言って捕まったり、
実家の隣にあったラーメン屋に酒が置いてなかったという理由で、
木刀をかついで殴り込んで捕まったり、
近所の川で石を山ほど拾って来て値段を付けて商売しようとしたり、
近所の駄菓子屋でスーパーボールを山ほど買ってきて値段を付けて
商売しようとしたり、
朝起きたら隣に野良猫が寝ていたり…
とにかく奇人なんだこの人。
でも、その奇人に何十年も連れ添ってきた美代子(母)のほうが
よっぽど変わってると最近気付いた。
しかし安部シン年取ったなー。ほとんど木やん。